CO2削減分の排出権の転売
三菱重工業がブルガリアの合弁企業が風力発電で削減したCO2排出量の削減分12万トンを獲得したと発表しました。官民出資の日本カーボンファイナンスに一括売却したようです。日本カーボンファイナンスは出資比率に応じて転売するということです。発展途上国の削減が実施されないままで先進国ばかりの削減が行われているのではあまり意味の無いことだと思います。結局、これから一番増えていくのは中国やブラジルインドなどの発展途上国だからです。しかも先進国がCO2を抑える中で経済的にも大きな負担を抱えていくのに比べて発展途上国側は少ない負担で経済的にも有利です。経済的に有利な分を環境を守る方へ回してくれれば少しは意味が出てくるのかもしれませんが、望み薄な現在、有利な分をより経済発展に使ってくることになれば環境的にはマイナスになりかねません。
日本が90年比で削減目標を決めましたが、そのときにはまだ排出量が今のように多くはないことを考えればかなり大変な作業になっています。不況であえぐ日本の企業にこの負担は海外との競争力を奪う結果になっているような気がします。発展途上国の側も同じテーブルにつかせて始めてこの目標が生きてくると思うのでそういう会談の場をどんどん設けて削減するべきではないでしょうか。日本が目標を獲得するために排出権を買っている中で大もうけしていくのはどこなのでしょうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100712-00000162-jij-biz ヤフーニュース