原油流出対策

メキシコ湾での石油流出事故で迷走状態を続けていますが、新技術の開発自体は進んでいるようです。スポンジや微生物、化学薬品を使う方法などが開発中のようです。一つ目の技術は、粘土と樹脂でできたスポンジで原油を吸収するというものです。このスポンジでは水を吸収しないため油だけを効率よく取り除くことができるということです。従来の方法では水の方が多く吸収されてしまうので回収後は使いにくいという欠点がありました。このスポンジだと水をほとんど吸収しないため効率が良いということです。

次の技術は微生物を使ったもので微生物の中で石油を分解する能力を持つものがいてそれを改良してもっと効率よく処理できるものを作り出そうとしています。ただ微生物は研究室で育ったもので海では塩分があるため死んでしまうことがネックとなっています。そのため石油は食べないものの海に住んでいる微生物に石油を分解する能力を与える研究も進められているようです。

もう一つの技術は化学薬品で流出した原油を集めてまとめて焼却するというものです。原油を集める化学薬品は以前から存在していましたが、この技術を改善することで大量に集めて素早く処理しようというものです。今回の流出では深いところで流出したため対処が難しいため塞ぐことができず流出した原油を処理するのが間に合いませんでした。処理スピードや処理する量を上げることはできそうです。この3つの技術は深海で流出箇所を塞ぐ技術ではないので根本的には対処ができません。深海で流出したときにすぐに流出そのものを塞ぐことができるようにする必要もあると思います。

http://eco.goo.ne.jp/news/nationalgeographic/detail.html?20100512002-ng GOOニュース